- レシピの例:(分量は適宜加減をしてください)
- キウイ380g.
ちなみにやや細めのゴールド(イエロー)キウイだと皮をむいた6個合計で380gでした.
- 砂糖(またはグラニュー糖)152g.(通常は皮をむいたキウイの50%程度ですが,
今回は40%で作ってみました.お好みで増減可能)
- レモン汁(またはクエン酸)少量(お好みで).
少し入れた方が味にメリハリが付くかも知れませんが,
酸っぱくなりすぎないように注意しましょう.
- ペクチン(なくても大丈夫そう).
- 道具: 耐熱容器,はかり,へら,包丁などの調理器具.電子レンジ.
- 保存容器: ジャムの空き瓶やいわゆるハチミツ瓶など.
あらかじめ煮沸消毒をしておくと良いでしょう.
圧力鍋があれば高圧で加熱しておくのも良いかも.水洗後,水をふき取らないで,
電子レンジで1分30秒ぐらい加熱するのでも結構大丈夫です.
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キウイの皮をむきます
外側の剛毛が混じらないように気をつけましょう.
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キウイを刻みます
皮をむき終わったら適当な大きさに刻みます.
果肉の形を残したくないのであれば,フードプロセッサで粉砕してもよいでしょう.
今回はプリザーブタイプなので荒く刻んであります(もっとも,果実は完熟でしたが).
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砂糖を混ぜます
分量の砂糖(とお好みでレモン汁など)を,キウイに混ぜます.
しばらく放置すると,かなりの汁が出てくるでしょう.
砂糖は何回かに分けて投入する方法もあるようですが,
一度に入れても良いような気もします.
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とろみがつくまで加熱します
キウイの果肉を加熱します.
ホーロー鍋など,酸に強い鍋に入れて,キウイの果肉を軽く沸騰する位に加熱します.
意外にアクが出るので取り除きます.電子レンジで加熱しても良いでしょう
(550W,オーブン機能なしの電子レンジで10分+12分ぐらいでした).
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煮上がったキウイジャム
適宜ジャムテスト(コップに入れたお水に,
ジャムを少し垂らしてみて適度に固まるかを調べる)をして,
好みの固さのほんの一歩手前ぐらいで火を止めると良いでしょう.
固まりにくいときはペクチンを使っても良いかもしれませんが,
極少量振りかけただけで固まるかもしれません(入れすぎ注意).
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瓶に詰めて完成
煮上がったジャムは,消毒してあるビンに手早く詰めましょう.
瓶詰めにした後に軽く蓋をして蒸すなどして熱くしてから,
しっかり蓋をすると良いようです.
写真だと黒っぽく写っていますが,本当はもっときれいな色です(^_^;;. |
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パイレックスの1.5Lボウルを使って電子レンジで加熱をする場合,
キウイ380g位で目一杯という感じでした.
電子レンジでこれ以上の量のジャムを作りたい場合は,複数回に分けるか,
大きな容器を使う必要があるでしょう.もっとも,大量に作る場合は,鍋で煮る方をお薦めします.
キウイジャムを作る場合は,ペクチンを入れなくても固まることが多いようです
(未熟果や熟しすぎの実を使ったときは固まりにくいかもしれません).
固まりにくいときや,色をきれいに残したいとき(加熱を続けると色が悪くなるので早めに火を止めたい場合)
はごく少量使ってみるのもよいでしょう.
砂糖を減らして作った場合は,早めに食べきらないとカビが生えてしまいます.
ちなみに,キウイフルーツの和名はチュウゴクサルナシだそうです.
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