- 三五八床のレシピの例:
(分量は適宜加減をしてください.
レシピとは言っても,実際はかなり適当でも大丈夫そうな雰囲気)
- .三五八にするなら,塩3カップ,麹5カップ,米8カップということになりますが,
塩辛いかも.
- 保存容器: 蓋の出来るもの.
魚介類や肉を漬け込むときはジップロックのような袋が便利かも知れません.
皿にのせてラップでも良いと思いますが.
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生魚の三五八漬けの例
サンマのさごはち漬けを作っているところです.
三五八床を塗って適当な入れ物に入れて蓋をし,冷蔵庫に半日〜二日おけば完成です.
しかし,ショッピングサイトに出てくる写真とはかなり違ったものになっている気が...
さごはち漬けにする魚として有名なのははたはたでしょうか.
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魚を焼いていみると
三五八床を軽く洗うか払うかして焼きます.ホイルにくるんで焼いても良いかも.
シンプルですが魚の生臭さは抜けて良いかもしれません.
ただし,三五八漬けの素によりますが漬け時間は半日で十分かもしれません.
また,焼くときに焦げやすくなるようです. |
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肉の三五八漬けの例
ここでは鶏もも肉を漬けています.豚肉などでも良いかも.
漬けるというよりは,さごはちを塗って冷蔵庫で1,2日熟成させるという感じでしょうか.
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漬け上がった鶏肉を焼いています
単純に焼いていますが,結構美味しいです.
ただし,やはり焦げやすい傾向があるようです.唐揚げにするのもありかも.
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干物の三五八漬けの例
干物に三五八床を塗って適当な入れ物に入れて蓋をし,冷蔵庫に一日〜二日おけば完成です.
三五八床を軽く洗うか払うかして焼きます.
しかし,よけいに塩辛くなってしまったのであまりオススメできないかも. |
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イカの場合
胴体から内臓を取り除き,半日ぐらい漬けます.漬け終わったら焼いて食べます.
これはロールイカを切って三五八に漬けたところです.
半日で十分に塩辛くなっていました.
塩辛を作っている方もいらっしゃるようです.
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野菜の三五八漬けの場合とは違って,
肉や野菜を漬けるとどうしても肉汁などで色が付いてしまいます.
そうなると繰り返し使うのはためらわれますので,三五八の漬け床から少量を取り出して,
肉や魚介類に塗るようにしています
(本当は肉汁などが混じっていても大丈夫なのかもしれませんが,
個人的にはちょっとと思ったので).
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玉三の三五八の素
玉三の三五八の素は乾燥麹の匂いがしました.ステビアが入っているそうです.
水100ccを加えても,あまりどろっとした感じにならず,むしろパラパラな部分が残ります.
ニンジンを切って漬け込んだところ,
玉三の三五八の素は比較的塩辛い仕上がりになりました(漬け床を使うのは二回目).
作りたてのぬか床と同じように,塩が馴染んでいない印象でした. |
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つけもとの三五八の素
つけもとの三五八の素は玉三のものと比べて,もっと麹が発酵したような匂いです.
色はつけもとの方が黒っぽい感じでした.アミノ酸等が添加してあるそうです.
水100ccを加えたらかなりどろどろになります.
同じようにニンジンを漬けてみたのですが,つけもとの三五八の素はマイルドな仕上がりで,
味は麦の粒や野菜が入った味噌のような味噌でないもの
(金山寺味噌でいいのかな?)のような味でした. |
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コメント:
厳密な比較にはなっていませんが,
さごはち漬けの素はメーカーによって相当味が違うように思います.
使い込めば評価が違ってくるかも知れませんが,個人的には今のところ
『つけもとの三五八の素』の方が美味しく感じました
(調味料(アミノ酸等)がちょっと気になりますが).
謎なのは『さごはち』の比率が,
玉三の三五八の素では塩が3,米が5,麹が8となっているのに対し,
つけもとの三五八の素では塩が3,こうじが5,むし米が8となっていることです.
どちらが正しいのでしょうか?
会津地方で作られたという話ですが,会津出身の友人は知らないと言っていました.
変質しやすいので寒い時期に向く漬物という説明がされている場合もあるようですが,
冷蔵庫で作れば特に問題ないように思います.
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