電子レンジを使ったブルーベリージャムの作り方(ペクチンを使った場合)



 

手作りのブルーベリージャムが固まらないと悩まれる方は多いようです. ジャムが固まらなくてもまあ良いのでは?と思ったりもしますが, ペクチンを使ったブルベリージャムを作ってみました.

 

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  • レシピの例:(分量は適宜加減をしてください)
  • ・冷凍ブルーベリー250g
  • ・グラニュー糖125g程度以上(お好みでもっと減らしても増やしても大丈夫.今回は100gで作りました)
  • ・レモン果汁
  • ・ペクチン(分包タイプ,11g中ペクチンは25%で,残りはグラニュー糖74%, 乳酸カルシウム1%と書いてありました.)

 

  • 道具: 耐熱容器,はかり,へらなどの調理器具.電子レンジ.
  • 保存容器: ジャムの空き瓶やいわゆるハチミツ瓶など. あらかじめ煮沸消毒をしておくと良いと思います. 圧力鍋があれば高圧で加熱しておくのも良いかも. 水洗後,水をふき取らないで,電子レンジで1分30秒ぐらい加熱するのでも結構大丈夫です.

ペクチン液を準備します.


ペクチン1包み(11g.ペクチンは2.75g)を150ccの水に入れて良くかき混ぜます. (後でジャムを入れる予定の容器でペクチン液を作っているところが良いでしょ?)

 

鍋で加熱しても良いのですが,ちょっと手を抜いて電子レンジで1分40秒前後加熱します (550W,オーブン機能なし). 加熱時間は様子を見ながら決めて下さい. 加熱が終わったら,良くかき混ぜてダマをなくします.

電子レンジで加熱したペクチン液

ブルーベリーの準備をします


耐熱性のボウルにブルーベリーを入れ,分量の砂糖を加えます.

ブルーベリーと砂糖

電子レンジで加熱します.


ここでは,7分程度加熱をしました.

電子レンジで加熱中

ペクチン液を加えます


説明書によると,果物300gに対して,ペクチン一袋といった感じのようですが, 今回は1/3程度にしておきました(ペクチン液を追加するとその分液量が増えるので 沸騰時にボウルからあふれたら困るのと, そんなに入れなくても固まるような気がするのと,ジャム中の果実の相対量を減らしたくなかったので).

ペクチン液を追加

再度加熱します


3〜5分程度加熱し,ほどほどに水分を飛ばします. あまり加熱しすぎると,固まりにくくなるという話もありますのでほどほどなところで止めます.

再度加熱中

ジャムテスト


ジャムテストをしてみました.ペクチンを入れないと水に散ってしまうのですが, 今回はこのように,ごろんとした塊になりました. ボウルに残っていた分なので水分が余分に飛んでいるとはいえ, やはり,ペクチンを全部使わなくても, 十分にジャムになったようです.

ジャムテスト

瓶につめて出来上がりです


今回はかなりきちんとしたジャムになりました. 冷蔵庫で冷やしたら逆さまにしても垂れてこない位に固まったのですが, パンに塗ってみると,柔らかくなめらかでした.

ブルーベリージャム完成


ジャム(農文協)』によると, ペクチンにはHMペクチンとLMペクチン(低糖度でもゼリー化する)があるようです. 今回使用したペクチン 44Gには,どちらとは書いてありませんでした. なおこのペクチンは,1袋(11g)を120〜150ccの水に溶かして加熱してから, 煮詰めている最中の果物300gに対して使うような説明になっていました. 上にも書きましたが,それではちょっと多すぎるような気がしたので 1/3程度の分量に減らしましたが,十分固まりました.

 

砂糖を減らして作った場合は,早めに食べきらないとカビが生えてしまいます.


   
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