- レシピの例:(分量は適宜加減をしてください)
- ・冷凍ブルーベリー250g.
- ・グラニュー糖125g程度以上(お好みでもっと減らしても増やしても大丈夫.今回は100gで作りました).
- ・レモン果汁(なくてもOK).
- ・ペクチン(固まりやすくするため.なくてもOKですが,
ブルーベリーはペクチンなしだと意外に固まりにくいと思います).
- 道具: 耐熱容器,はかり,へらなどの調理器具.電子レンジ.
- 保存容器: ジャムの空き瓶やいわゆるハチミツ瓶など.
あらかじめ煮沸消毒をしておくと良いと思います.
圧力鍋があれば高圧で加熱しておくのも良いかも.
水洗後,水をふき取らないで,電子レンジで1分30秒ぐらい加熱するのでも結構大丈夫です.
|
ブルーベリーを準備します
冷凍ブルーベリーを使う場合には,凍ったままのでと書いてある場合もありますが,
今回は半解凍で使いました(外に置いたら溶けちゃったというのが正確なところ).
庭で採れたブルーベリーを使うならば,傷んだ果実や軸などの異物を取り除いてきれいにします.
耐熱容器にブルーベリーと,必要な量の砂糖(グラニュー糖の方がよい)を入れます. |
 |
ブルーベリーを加熱します
電子レンジに,ブルーベリーと砂糖を入れた容器を入れて加熱します.
ラップなどで蓋をするかしないかは意見が分かれるところですが,今回は蓋をしていません.
その方が水分が早く飛ぶのと,意外にブルーベリーの果実は破裂して飛び散ることが少ないので. |
 |
途中で様子を見ます
全部で10分から十数分加熱しますが,途中で様子を見ます.
ちなみに,これは加熱を始めてから6分たった時の様子です.
電子レンジの中では,ブルーベリーがすこし沸騰していました.
若干アクが出ていますが,気にしないことにしました. |
 |
煮詰めます
さらに六分間,電子レンジで加熱した後の様子です.
このように,適宜様子を見ながら,頃合いの固さになるまで煮詰めます
(固まるかどうかの調べ方は,苺ジャムの作り方のページ
に書いた『ジャム・テスト』という方法を使います). 加熱中よりも冷めたときの方が固くなります.
そろそろ,ブルーベリーが破裂し始めました. |
 |
さらに加熱途中の様子
最後に1分間,余分に加熱したところ,ブルーベリーが爆発し始めましたのでここで加熱終了にしました.
次第に分量が減っていっていますが,これはつまみ食いしたのではなく,水分が飛んだためです.
前にも書きましたが,ブルーベリーでジャムを作る場合,
ペクチンを追加しないとあまり固まらないです.
|
 |
熱いうちに瓶に詰めます
ジャムが熱いうちに煮沸消毒などをした容器に詰めます.
瓶詰めにした後に軽く蓋をして蒸すなどして熱くしてから,
ぎゅっと蓋をすると良いらしいです. いずれにしてもやけどには気をつけましょう.
|
 |
今回は,半解凍状態のブルーベリーを,オーブン機能がない電子レンジを使って13分加熱しました.
生のブルーベリーを使えば,もう少し時間は短くて済みます.
オーブン機能がある電子レンジを使うともう少し時間がかかります
(オーブン機能がある電子レンジだと,暖まるのが遅い).
容器がもう少し小さいときは時間が若干短くなります.ラップの有無でも変わってきます.
連続加熱の方が,途中でちょくちょく止めるよりも全体の加熱時間は短くなります.
もちろん,ブルーベリーや砂糖の分量によっても加熱時間は変わってきます.
こういう具合に,さまざまな条件によってジャムが出来上がるまでに必要な加熱時間は違ってきますので,
途中で様子を見ながら暖めましょう.
砂糖を減らして作った場合は,早く食べきらないとカビが生えてしまいますので,
早めに食べきってしまいましょう.前にも書きましたが,
ブルーベリージャムは意外に固まってくれません.
でも,サラサラな仕上がりのジャムになっても特に問題はないと思います.
どうしても固めたい場合は,ペクチンとレモン汁(クエン酸でも)を使うと良いでしょう.
収穫できたブルーベリーの量がジャムにするには少ないのだけど,数日経てばまた収穫できる,
という時は砂糖を振りかけて冷凍しておきましょう(ジャムに入れる砂糖はその分減らす).
解凍時に出てくる汁は捨てずに使います.
|