ハーブオイルの作り方(フレーバーオイル)



 

ハーブってやたらと丈夫で繁殖力が強いものが多いように思います.我が家では タイム,オレガノ,ミント類あたりは困るぐらいにはびこっています. ローズマリーやベイリーフ(ローレル,月桂樹)もかなりよく茂りますので, 剪定を兼ねた収穫をすると使い切れない程です.

 

そこでハーブの有効活用の一環ということで,ハーブオイルを作ってみました. 作り方は,適当な植物油にハーブを漬けるだけですのでとても簡単です.

 

P.S. ここでは,マッサージオイルとかエッセンシャルオイル(製油)の作り方ではなくて, お料理に使うハーブオイルの作り方を紹介しています. アロマテラピーのアロマオイルなど,マッサージ等で体に塗るハーブオイルを作る場合は 外用のオイルをベースとして使いましょう.


  • レシピの例:(分量は適宜加減をしてください)
  • ・オリーブオイル(またはサラダ油などの食用油.用意した保存容器に入る程度)
  • ・ハーブ類適宜(ローズマリー,タイム,ニンニクなどは生で良いと思います. ローレルや唐辛子は乾燥したものの方が良いかも)

 

  • 道具: 包丁など.
  • 保存容器: 蓋が出来る容器.煮沸消毒をした後,十分に乾燥させます. 簡単なのはオリーブオイルの入っている瓶をそのまま保存容器として使うことかも.

ハーブの準備をします


ローズマリー,タイム,ガーリックなどは洗って水気を十分にふき取ります. 特にローズマリーの汚れは取れにくいかもしれませんので念入りに. ガーリックは皮をむいて根元を切り落とします.

ハーブの準備をします

オリーブオイルにハーブを漬けます


用意した保存容器にオリーブオイルとハーブ類を漬けます.

 

ここではちょっと使いかけのオリーブオイルの瓶にハーブを突っ込んでいます. 入口が小さいのでニンニクや月桂樹の葉っぱは入れにくいかも知れませんが, 瓶を準備する手間などが省けて良いと思います. 後でハーブを取り出すのに苦労しますが.

オリーブオイルにハーブを漬けます

蓋をして完成


ハーブを入れ終わったら蓋をして準備完了です. 常温で1〜2週間ぐらい経つと(一日一回ぐらいは振った方が良いでしょう), 油に香りが移っていると思います.ハーブは取り出した方が良いとされることが多いようです.

 

テーブル上に飾ると何となくおしゃれかも?

ハーブオイルの完成



水洗いしたハーブは水気を良くふき取ってください. 瓶の中にも水気が残らないように乾燥させます(水気が残っていると傷みやすいです).

オリーブ油を加熱してから漬け込んだ方が風味が良くなるという意見もあります.


ハーブオイルの使い方


ドレッシング,ガーリックトースト,パスタ, ベーコンとポテトを炒めるとき,白身魚とナストマトのソテー, 鶏肉の香草焼きを作るとき等々いろいろな料理に使えます.

普通のオイルを使うよりも味が良くなるような気がします.

タイトル


ここであげたハーブの他に,たとえばバジルやオレガノ,スイートマジョラム, タラゴン,ディルなども良いかもしれません.料理の種類に合わせて 違った組合せのハーブオイルを作ってみるというのはいかがでしょうか.

 

まだ作ったことはないのですが, ごま油にネギやニンニクを漬け込んだら中華料理向けのハーブオイルになりそうな気が. 八角あたりも入れたりして.


   
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