ニンニクを放置していたら芽が出てしまったことってありませんか.
芽が出たニンニクは,時期が良ければ種にんにく代わりに植えているのですが,
食べられなくなるのはちょっともったいないかも(自家製なら尚更).
というわけでニンニクが余りそうならば,
芽が出る前ににんにく醤油漬けを作ってみませんか?
簡単な割には色々と使い出がありますし,保存も結構利きますので便利だと思いますよ.
しょう油代わりに混ぜると風味も良いですし.
ちなみに,漬け物つながりで,
三五八漬けの作り方・野菜バージョン,
肉魚版・三五八漬けの作り方,
ぬか漬けの作り方(簡易版),
らっきょう漬けの作り方,
ピクルスの作り方
もありますので合わせてどうぞ(やはりちょっと違うかな?).
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- レシピの例:(分量は適宜加減をしてください)
- ・ニンニク(用意した瓶に入る程度)
- ・醤油(用意した瓶にニンニクを詰めた後に入る程度)
- 道具: 包丁とまな板等.
- 保存容器: 密閉できる瓶.煮沸消毒をして,十分に乾燥させておきます.
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ニンニクの皮をむきます
ニンニクの皮をむきます(薄皮も).根元の硬い部分を切り落とします.
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にんにくを切ります
縦に切ってみて芽になる部分が気になるようならば取り除きます.
収穫後時間が経っているのであれば,
ちょっと面倒ですが取り除いた方が良いかも.
さらに,お好みで薄く切ります.丸のまんま漬けても良いと思いますが,
薄く切ってあると料理に混ぜやすくて便利かも. |
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にんにくを瓶に詰めます
処理が終わったら,にんにくを瓶に詰めます.
水気が残っているとニンニク漬けが早く傷んでしまうかも知れませんので,
瓶はきちんと乾燥させておきましょう.
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瓶にしょう油を注ぎます
ニンニクが浸るぐらいまでしょう油を注ぎます.
蓋をして2週間ぐらい待てば完成です.
漬けるときに刻んであり,使用時に加熱するつもりならば2週間程度で大丈夫かも.
でも,生食するのは厳しいです.
丸ごと漬けたのであれば,一ヶ月以上待つ方が良いという意見もあります.
いずれにしても生食の予定ならば蒸すか何かしたほうが良いかも. |
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にんにくの色について
写真は約二週間後のにんにく醤油漬けの様子です.
にんにくがちょっと毒々しいような緑がかった色になっても気にしなくて大丈夫なようです.
ただし,その状態では漬かりが不十分で生食には向かないと思います
(試食したところ,なかなか刺激的な味でした). |
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ニンニクを蒸してからしょう油に漬け込むという作り方もあります(加熱するとニオイがマイルドになります).
ニンニクを油で揚げてからしょう油に漬け込むという方法もあります.
ニンニクを漬け込んだしょう油を,途中で加熱するという作り方もあるようです.
というわけで作り方は色々なのですが,普通に漬けるだけでも十分美味しいと思います.
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しょう油漬けニンニクの使い方
チャーハンの味付け,和風パスタの味付け,唐揚げ,
野菜炒めやキノコソテー,肉類の味付けなどお醤油代わりに幅広く使えます. |
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その他,にんにく醤油漬けの中に昆布を一緒につけるというのもあります.
しょう油ではなく,醤油と酒を混ぜたものに漬ける方法もあります.
というわけで漬け方は本当に色々ですね.
ちなみにしょう油漬けとしては山椒の実をつけるとか,梅を漬けるというのもあります.
ニンニクの薄皮をむくには電子レンジで一分程度加熱すると良いと,
『すぐに使える電子レンジの裏ワザ・決めワザ120』のp.78に載っていました.
ニオイも消えて良いとか.
ニンニクの醤油漬けを作った瓶は,ニンニク漬け専用にしたほうが良さそうです.
ニオイはなかなか消えません.
にんにくの醤油漬けは,にんにくのたまり漬けとは別物なのでしょうか?
たまり醤油に漬ければたまり漬け?
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